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出演者紹介

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劇団言魂

~Yokosako Rikiaki~

​横佐古 力彰

若宮計画 第三計画 エンカウンター本公演「エウロパで君とお喋り」 リーディング公演「夢小説」(2019年7月)

演劇関係いすと校舎 第28回公演「もものみ。」(2019年9月)

福岡題名のない演劇祭出場作品劇団言魂 「みるみえる」 (2021年2月)

ジャカっと雀 vol.9「劇場に愛をこめて」(2021年3月)

劇団言魂 第七回公演/劇トツ×20分 2019優勝公演「こえの聴こえる」(2021年4月)

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演出の幸田さんに”煽る役が似合うねっ”て言われたんです。
煽りまくって、人に嫌われるくらいの役やってみたいなって目覚めました。

■ この見た目で最年少ですよ​

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― 今回の稽古について、感じていることを教えてください。

横佐古:どんな雰囲気なんだろうって思いながら参加したんですけど、楽しいですね。プロデュース公演に出たことがなかったので。

― 最年少ですものね。

横佐古:はい、この見た目で最年少ですよ。

― 堂々たる風格を漂わせていますよね。

横佐古:ありがとうございます(笑)

 稽古を重ねていくうちに、どんどん近い距離感になっていきましたね

― 今回演じるご自身の役「西くん」について感じている事を教えて下さい。

横佐古:町をよくするNPOのメンバーと聞いて、初めは真面目そうなキャラクターかと思っていたら、「めっちゃ人間っぽい。ちゃんと人間くさい奴やん」って思いました。

― NPOメンバーの相方がいるわけですが、登場人物の関係性づくりはどんな所を意識しましたか?

横佐古:(台本には描かれていない)この2人はどういう出会い方だったんだろうとか、相手役の唐島さんとかなり話しました。稽古を重ねていくうちに、どんどん近い距離感になっていきましたね。役としてだけじゃなくて唐島さんとも近くなったような気がして嬉しいです(笑)

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― この役は関係を近くすればするほど、衝突も強くなりそうですね。

横佐古:衝突があると、その後はどんどん距離が離れて体に1度も触れにいけなくなる。立ち方とか身体にも変化を意識しますね。肩をグッと張って向き合うとか。緊張感を大切にしています。でも、あれやってる時はすごく居心地が悪いです(笑)

■ 相手がうぜぇなぁって距離を取ったとしても、「え、逃げちゃうんですか?」と

― 横佐古さんの俳優としての活動をお聞きしたいのですが、そもそも役者を志したキッカケは?

横佐古:今はぼく建築系の大学生なんですけど、高校の時から大道具とかやってみたくて演劇部に入ったんです。元々声優に興味があったのもあるんですけど、高校の先輩から、「お前役者やるやろ?」って言われて台本渡された時に「はい!」って言っちゃって。

― 体育会のノリなんですね。

横佐古:高校3年の夏に、いま自分が通っている大学の演劇部の人狼公演っていう観客参加型の芝居があって、それに参加させてもらったんです。その流れで大学に通ってからも芝居を続けています。

― これからどんな役者になりたいですか?

横佐古:自分の中の演技の引き出し増やすだけじゃなくて、躊躇なくその引き出しを開けまくる役者になりたいですね。

― 今後どんな役を演じたいというお考えはありますか?

横佐古:これまでは波風立てないというか、いろいろ我慢して我慢して、最後にわーっと溢れるような役を振られる事が多くて、スレタ役をやる事があまりなかったんです。今回、演出の幸田さんに”煽る役が似合うねっ”て言われたんです。煽りまくって、人に嫌われるくらいの役やってみたいなって目覚めました。

― オラオラ役がハマリ役?

横佐古:この体格なので、刈り上げてオールバックにしたら、さらに迫力でるかなと(笑)

― 今回横佐古さんが演じる”西くん”は、たしかに他人を煽り立てていますね。

横佐古:相手がうぜぇなぁって距離を取ったとしても、「え、逃げちゃうんですか?」と追撃しちゃうキャラですからね。でも、あれも西くんなりの必死さが空回りしているんだと思うんです。そう思うとかわいそうな人なのかもしれません。

― 孤独を抱えた煽り役が必要な公演主催者は、横佐古さんを思い浮かべてほしいですね(笑)

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