出演者紹介

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到生

【主な出演作品】
ギンギラ太陽’s+キャナルシティ劇場+テレビ西日本 お正月スペシャル公演 「スーパーマーケット三国志 決定版」
 (2013年1月)
WET BLANKET原点回帰公演「髑髏城の七人」(2015年8月)
劇団ZIG.ZAG.BITE「たすけて!青春ピンチヒッター〜超!激闘!生徒会編」 (2019年5月)
劇団ZIG.ZAG.BITE「熱海殺人事件」 (2021年5月)

(映像作品) 「ドゲンジャーズ ナイスバディ」(2021年4月)

劇団ZIG.ZAG.BITE 代表。俳優・演出家・劇作家。

~Toy~

今回、幸田さんの台本は丁寧に人物が書き込まれているからこそ、即興のように演じてますけど、書いてある言葉に嘘はつけない。

​■ 元々は自分の中で1番が役者、次が演出で、最後に作家なんです。

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─ 俳優としてだけでなく、ご自身が主宰する「劇団zig.zag.bite」での精力的な活動が話題ですね。どんな動機で劇団は始めたんでしょうか。 

到生:売れたかったんですよね。お金ほしいし。演劇で生活したいというのが根本にあって、立ち上げたんです。

─ 劇団では脚本・演出もされていますね。アーティストとしての優先度というか、自分のやりたい事の比重はあるんでしょうか。

到生:劇団ってワンマンになりがちじゃないですか。今後絶対にしないとは言い切れないんですけど、自分が代表で脚本も演出もして、主役も演じるっていうのがちょっと恥ずかしいっていうか(笑)

─ 全部できればいいんでしょうけどね。

到生:元々は自分の中で1番が役者、次が演出で、最後に作家なんです。でもそれだと劇団が成り立たないので、劇団では役者の優先度を下げて、演出を1番に引き上げています。

─ 演出を続けていて、自分の中の変化は感じますか?

到生:自分の思い通りにならない時、前はムカついてたんですよね。役者にこうして欲しい、1つだけの完成形を演じてくれと。でも今は2案3案を提案できる引き出しが増えたように思います。

今回一つ決めているのは、家で絶対に台本を開かないこと

─ 今回は役者としての参加ですが、芝居への取組み方について考える事は?

到生:何も考えないようにしてますね。

─ 稽古場を拝見させて頂いた印象としては逆で、積極的に演技の方向性を探って提案をしているように見えました。

到生:そんな風にみえます?いやー、それが違うんですよ。今回1つ決めているのは、家では絶対に台本を開かないこと。家でセリフを入れてきたりしないから、稽古場でも殆ど即興みたいにやってます。唐突ですけど私、古田新太さんが好きなんです。

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─ 確かにちょっと風貌とか似てきてますよね(笑)

​到生:昔の古田さん見ると、俺や!ってなったりします(笑)有名な話ですけど、古田さん、家で演技を作ってくる俳優が嫌いなんですって。役者が先走るんじゃなくて、演出が望むものを稽古場で作るぞっていう意図みたいなんですよね。

■ どんな役もできる役者になりたい。全部の人に刺さる人になりたい

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─ 演出の中で増えた引き出しが、俳優として活用されている面もあるのかもしれませんね。今後はどんな俳優活動、役を演じて行きたいというのはありますか?

到生:優しい人を観たい人には優しく見えたい。強い人を観たい人には強く見えたい。色気がある俳優がかっこいいと思う人には色気があるように見えたい。観る人すべてに刺さる俳優になりたいですね。

― 演出家にも、お客様にも応えたい。

到生:要望を斜め上にボーンと超えて、お前たちの到生は、まだまだこんな事も出来るんだぜって事もやりたい。どんな役もできる役者になりたい。全部の人に刺さる人になりたい。わがままで、欲張りなんですよ。

― 要望に応えたいというのは、わがままとは真逆では?

到生:最終的には演出家の作品ですから。神様がいて運命みたいなものもあるけど、その中でどれだけ自由に人間が楽しめるかですね。