出演者紹介

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松村 来夢

【主な出演作品】

劇団怜 第壱回公演「新録・花埜嵯峨猫魔草子」(2020年10月)
福岡学生演劇祭、第6回全国学生演劇祭おちゃめインパクト「キャベツ」(2020年8月・2021年3月)
I-ACTプロデュース公演「ミモココロモ」(2021年4月)
おちゃめインパクト「うたかたの呪い」(2021年7月)
78-spirit「日常の記録、伸び縮みする天井 / 偽りのない町」(2021年10月)

 

おちゃめインパクト

~Matsumura Raimu~

人間生きてたら対立とかするものじゃないですか。そういう関係みたいなのも凄い綺麗に出ているから素敵だなと思いました。

■ 物語上の次の展開を考えず、その場にいることを考えています

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― 稽古始まっていかがですか?

松村:思ったより年齢層が幅広くびっくりしました。

― 今回の幸田さんの脚本渡されて、第一印象は?

松村:幸田さんはナチュラルなお芝居を好む人だと聞いていたので、脚本を読んでなるほどなと思いました。読みやすいというか。

― 読み物として面白い?

松村:まず、単純に面白くてスラスラ読める。読んでいて風景が浮かぶというか。人物像が捉えやすい脚本だなと。人間生きてたら対立とかするものじゃないですか。そういう関係みたいなのも凄い綺麗に出ているから素敵だなと思いました。

― 人物像が明確な本を演じるにあたって、意識することはありますか?

松村:何も考えないことを、積極的にしようかなと思いました。

― 新鮮さに無自覚でいると、悪い意味でキャラが記号化しちゃう?

松村:そうですね。物語上の次の展開を考えず、その場にいることを考えています。最近は本当に頭真っ白なんですよね。脚本はちゃんと頭にはあるんですが、役としてそこに立っていることを大事にしてます。

― 自分の演じる役についてはどう思いますか?

松村:主張の強いタイプの人だと思うんですけど、私の中には「意見を主張するぞ」みたいなのがなかったので、難しいですね。お芝居以外の日常でも、相手に伝えてるつもりだけど、伝えられてるのかな?人に伝えるって難しいんだなって。

■ 舞台からの風景なかなか見られなくないですか?ビル役とかでもいいです

― これからやってみたい役とかありますか?

松村:喋らない役。木とかでもいいです。物とか。めちゃめちゃ難しくないですか。そこに存在するのって、そういうの楽しいなと思います。

― 木の役ですか。どうしてまた?

松村:美術になりたいんです。

― ダンサーの人とかが私は動く彫刻になりたいとか言ったりしますけど、比喩的なことですか?

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松村:なんでしょう。ずっと居る訳じゃないですか舞台上に。そこからの目線で見たいというか。舞台からの風景なかなか見られなくないですか?ビル役とかでもいいです。ずっとそこに居たい。

―セリフのない時の演技は大変ですけど、さてビルはどう演じましょうか?

松村:ビルって感情あるのかな?感情の理解が難しいことでも、例えば鳥がさえずってたら、何語でどんな事喋ってるんだろうとか想像は出来るじゃないですか。そこに居るっていうことを突き詰めたいですね。

■ 褒めてあげてください世の中っていう感じです。優しくして欲しいです

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― こんな女優さんに思われたいとかありますか?

松村:化粧が濃いって思われたいです。

― その心は?

松村:私たちのユニット「おちゃめインパクト」の話になっちゃうんですけど、化粧濃いんです。本番の時、楽しいですよ。

― それは別人になれる的なことですか?

松村:別人になれるとかじゃなくて、もっとみんなに可愛くなって貰いたいですね。

― 自分の役者としての願いなんでしょうか。演出的な視線なんでしょうか?

松村:どちらもですね。私が出なくても、みんなには可愛い姿で立って欲しいと思います。目の中に光が入る感じですよ。

― 可愛さって何なんでしょうね。男性的な内面の良さは、男前っていいますけど。

松村:動画を回したくなるってことじゃないですかね。私すぐ回すんですけど、撮りたくなる人。安達祐実さんとかそうじゃないですか。

― 映像じゃなくて、生の表現にこだわる理由は?

松村:お客さんが、可愛いなと思ったものを自分の目で追えるからですかね。

― 可愛さを磨くために工夫している事は?

松村:自己肯定感を上げることです。おちゃめインパクトでは、今のいいね可愛いね、最高だね天才だねっていうのが溢れているんですよね。上がりまくりです。

― 褒められて伸びるタイプとか、世間的に言いますよね。どう思いますか?

松村:褒めてあげてください世の中っていう感じです。優しくして欲しいです。

― これからも可愛さを追求していきたい?

松村:やっぱり可愛いだけじゃつまらなくなる年齢になるので、そこをわきまえつつ。いかに今を楽しめるかだと思っています。いつでも全盛期がいいので。