
FKRT2021
出演者紹介

郡谷 奈穂
【主な出演作品】
おちゃめインパクト「タナカ=Business person white.B=」(2020年2月)
つゆだく人情「午睡の夢」(2020年12月)
福岡学生演劇祭、第6回全国学生演劇祭「キャベツ」(2020年8月・2021年3月)
おちゃめインパクト「うたかたの呪い」(2021年7月)
78-spirit 「日常の記録、伸び縮みする天井 / 偽りのない町」(2021年10月)
おちゃめインパクト
~Gunya Naho~

物語の中を生きている1人の人間として、
ちゃんとこの子の想いを意識しようっていうのは、今回強くありますね。
■ キャラクターだねって本当によく言われるんですよ

― 今回の稽古場の雰囲気はいかがですか?
郡谷:私、こんなに大人数というか、13人も出演する舞台って初めてなんですよ。
― そうなんですか。
郡谷:学校の行事とかは別ですけど、所属している「おちゃめインパクト」でも3人とか4人とか、少ないことが多くって。だから、単純にすごく楽しいです!
― いろんな人がいますもんね。
郡谷:私の役的に、全員がバーッと集まってみたいなことは、ないんですけど。やっぱりたくさん人がいるから、いろんな心の動きがあって。
― 今回、当てられた役についてはどんな感想を持っていますか?
郡谷:すごくやりがいがありますね。所属している「おちゃめインパクト」に出ている時とかは、キャラクターだねって本当によく言われるんですよ。
― マスコットキャラクターとかのキャラクター?
郡谷:そうですね。そういう所はいま自分が出せる部分だとは思っています。
― 今回、そういう素養がある上で人間くさくもある、ユニークな役ですもんね。
郡谷:ほわんとした主人公の妹?ぐらいのイメージでしかなかった所から、色がついていくというか。
■ 「変な子」にしちゃうと違うなって
― 役作りの面で意識する事は?
郡谷:やっぱりその…「変な子」にしちゃうと違うなって思ってるところがあって。表に現れる部分だけじゃなくて、ちゃんとこの子なりの想いとか、今までの生き方があったんだろうなって。
― 感情として、理解しがたい面もありますか。
郡谷:そうですね…この子のことを理解しようという気持ちはあるけど、行動に対してわかるなっていう点がほとんどないですよね、私個人的には。物語の中を生きている1人の人間として、ちゃんとこの子の想いを意識しようっていうのは、今回強くありますね。

― 自分の理解が及ぶ感情から引き寄せていくわけですよね。
郡谷:例えば、私も好きなアイドルがテレビに出てたら、「ウワーッ!」て素直に盛り上がりますし、そういう所を広げて行ったりしますね。
―1つの行動にも、いろいろな感情の積み重ねがありますもんね。
郡谷:とびぬけた行動があったとしても、その前に不安とか自分の周りの人達のために頑張ろうっていう真剣な思いがあっての事なんだろうなって。
■ おぐんがやる母親役なら、観てみたいな!とか思われたい
